Glucagon-HS ELISA キット (YK091)
グルカゴンは、膵ランゲルハンス島のα細胞から分泌される29アミノ酸からなるペプチドホルモンです。グルカゴンの主な生理作用は、肝臓に作用しグリコーゲンをグルコースへ分解し血糖値を上昇させ、インスリンとともに血糖値を一定に保つ作用をする重要なホルモンです。
本キットは、グルカゴンのN末端認識モノクローナル抗体とC末端認識モノクローナル抗体を用いたサンドイッチELISAで、グリセンチン、オキシントモジュリン、GLP-1、GLP-2 などのグルカゴン関連ペプチドとの交差反応性をほとんど認めません。
▼定価95,000円です。
▼2.2~143.6 pmol/L の範囲を測定できます。(感度 0.3 pmol/L)。
▼血清、血漿および培養液サンプルの測定が可能です。
▼検体量は 10 μLです。
▼測定はワンステップの反応+発色で終了します。
▼同時再現性
血清(ヒト、ラット、マウス) CV(%) 1.8~3.5 血漿(ヒト、ラット、マウス) CV(%) 2.1~4.6
▼日差再現性
血清(ヒト、ラット、マウス) CV(%) 3.5~9.1 血漿(ヒト、ラット、マウス) CV(%) 3.4~7.1
<特異性>
本キットはGlucagon に特異的であり、グリセンチン、オキシントモジュリン、GLP-1、GLP-2に対する交差反応性をほとんど認めません。